- 1.食品表示
-
- 賞味期限、消費期限、品質保持期限・・これだけを取っても表示はわかりにくいですよね。
厚生労働省と農水省と経済産業省のそれぞれが法律を決めているため、解りにくく不手際も発生しています。国が食品表示などの統一管理を検討中なので今後に期待したいです。
- 2.表示の矛盾
-
- しかし、添加物の認証などは企業の働きかけなどで、かなり基準が動かされています。
たとえば中国野菜のときは添加物の認可をしなかったために大きく揺れ動きました。
しかし塩の輸入で凝固防止剤が問題になったときは、国は早々に認可する措置をとりました。
本来は、添加物の認可にかなりの時間を要するのですが、こんな事実があります。
また、有機食品の表示も農家が認証を受けるためには多額の費用がかかるため、大規模農家でなければコストがあわない。つまり小さな農家では認証がとれない。一般に有機食品といわれるものには輸入品が多いのはそのためです。
たしかに表示は基準を設ける上でとても大切ですが、法の抜け道を考え人の身体を考えないのでは本末転倒です。
- 3.信頼関係がもっとも大切
-
- 最近、トレーサビリティーといって農作物の栽培段階から加工、流通にいたり食卓にとどくまで経路を全て解るようにすることが推し進められています。
必要なことではありますが、これもBSEの問題と同じで途中でデータを改ざんされたのでは、何の意味もありません。人の信頼回復、コミュニケーションがないと住みにくい世の中です。
- 4.愛情込めた作り手
-
- まるみ麹本店では、お味噌の名前に「手造りみそ」と書いていますが、食や生き物の基本は「手造り」の愛情です。
みそづくりで機械も必要です。社員の方々に安全で無理の無いよう、また衛生的に作業していただくためには手作業だけとはいきません。
しかし、食品工業という言葉、つまり工業生産とは割り切れないんですよね。
つきつめれば人は愛情を求めているのに愛情の機械生産はできない。
愛情込めた物づくりこそが今見直されるべきなのでしょう。
学校給食でも地産地消を行い完全米飯給食を行っている所もあります。
愛は求めるものでなく与えるもの、本気で実行している人はやっています。
今日で最後です。来年が健康で安心して生活できますことを祈念して最後のごあいさつとさせていただきます。
このような放送に出られる自分に育ててくれた父にも感謝しています。
語り:まるみ麹本店 山辺啓三
|